目の下のクマって、実は、遺伝などでなりやすい人がいるんですよ!。
確かに、色白な女性は、顔色が悪く見えますね。
この記事では、クマの種類別にクマになりやすい人、対処法をお伝えします。
《この記事で分かること》
- 目の下のクマが遺伝するのはどういう種類のクマなのか
- 遺伝じゃなくてもクマになりやすい人とは?
- 対処法
目のクマできやすい人
目の下のクマができやすい人がいるのは、遺伝性の場合と、加齢、環境といった生活習慣です。
目の下のクマが遺伝するのはどんな色のクマ?
クマが遺伝するのは、茶色と青色と黒色クマの場合です。
簡単な原因別に見るクマの種類
- 血行不良による青色のクマのパターン
- 色素沈着による茶色のクマのパターン
- 肌のたるみ、へこみによる黒色のクマのパターン
目のクマ種類別に見るなりやすい人
目の下のクマ(種類別)になりやすい人を見てみましょう。
青クマになりやすい人
遺伝的に目の周りの皮膚が薄い場合、肌が白い場合です。
このような場合、目の下に静脈が透けて見え青いクマとなって現れやすくなります。
目の周りにある眼輪筋は、伸びたり縮んだりすることで、血管内の血流を押し出す役目があります。
ですが、加齢などの原因によって、眼輪筋の働きが低下すると、血管内の血流が滞ってしまいます。
また、冷房も含めた冷えやドライアイ、眼精疲労、寝不足、タバコなど生活環境によっても、血流が滞り、目元の血行不良が起きます。
その結果、皮膚が薄いため、滞った静脈が透けて青クマとして見えてしまいます。
遺伝的要素と加齢によってクマが目立ってくる人もいます。
一方で、中学生などの若い時からクマが目立つ場合は、遺伝的要素があると見て良いでしょう。
青クマになりやすい人の対処法
- 基本的に血行を良くする生活を心掛けましょう例えば、パソコンやスマホを長時間使って目を酷使する場合は、休憩をとる、ブルーライトカットのメガネをかける、ブルーライト低減の設定を行う
- 目元をホットアイマスクや蒸しタオルで温めるという方法もあります。寒い冬なら、お風呂に浸かっている時に、温まった両手を目の上に軽くのせるだけでも気持ちが良くて、目のゴロゴロ感や疲れが軽くなった気持ちになります。
茶クマになりやすい人
遺伝的に肌の色が濃い人です。
肌の色が濃い人ほど、メラニン色素を多く持っているからです。
その結果、目の下に過剰な色素を沈着させてしまう事があるんです。
眼窩周囲色素沈着過剰と呼ばれる症状です。
だから、目元を引っ張る、こするといった刺激を与えないように気を付けてくださいね。
若い時のお肌のターンオーバーと30代、40代になってからのターンオーバーは違います。
若いとターンオーバーによってクマも改善されやすくなりますが、加齢に伴って、お肌のターンオーバーの周期が遅くなります。
そのため、なかなかメラニンが排出されなくなってしまいます。
- もともと肌が健康的な小麦色の方は、紫外線対策をしっかりする必要があります。
- また、かゆくて目をこすったり、クレンジングや洗顔で目元をゴシゴシ洗っている場合は、優しく触って、摩擦や刺激を与えないように気を付けてメラニン色素の沈着を防ぎましょう。
- 花粉症の場合などは、メガネを使うなど目を触らないように気を付けたいですね。
黒クマになりやすい人
黒クマになりやすい人の特徴は3つあります。
- 遺伝的に眼球の下にある脂肪(眼窩脂肪)が多い
- 眼窩脂肪という眼球の下の脂肪が少ない
- 頬の位置が低い
遺伝的に眼球の下にある脂肪(眼窩脂肪)が多いと黒クマになりやすいです。
加齢に伴って眼球を支える眼輪筋やロークウッド靭帯の強度が弱まります。
そして、この靭帯や筋肉が衰えて眼球が下がってきた時に、眼球の下にある眼窩脂肪が、眼球の重さに押し出され前方に出てきます。
その結果、目の下の凹凸の影によって、黒く暗く見えてしまう状態になります。
黒クマは別名、影クマともいわれます。
逆に、眼窩脂肪という眼球の下の脂肪が少なくても黒クマになりやすい傾向にあるんです。
というのも、目の下の脂肪が少ないと、眼球が下がってきた時に、皮膚のたるみの影響で皮膚の凹みが目立ってしまうからです。
また、頬の位置が低い場合も、黒クマになりやすいんです。
つまり、頬が高いという事は、表情筋が鍛えられているので、頬のたるみも少なく、皮膚の凹みも目立ちにくいんです。
ですが、頬の位置が低いと、加齢によって頬がたるんで下がってきた時に、頬の低さが強調され、目の下も、よりくぼんだ印象になって凹みが目立ってしまうんです。
目の大きい人は遺伝的にクマになりやすいとも言われますが、一概には言えないようです。
それは、頬の高さの位置によります。
頬の高さが高ければ、クマは目立ちにくいし、頬の高さが低ければ目立ってくるようになります。
確かに、外国人が必ずクマが目立つかというとそうでもないですよね。
沢山寝てもクマができやすい人がいる
「寝不足じゃないんだけど、なんでクマが出来る人と出来ない人がいるの?」
という疑問に、TBSの「その差って何ですか」(2016年9月18日放送)というテレビ番組内で理由を解説していました。
その答えは、寝不足でもクマが出来る人と出来ない人の違いは、「目の周りをぐるっと取り込んでいる眼輪筋という筋肉が衰えているかいないかの差!」なんです。
クマって結局、青クマでも黒クマでも眼輪筋を鍛えると効果的なんです。
眼輪筋は目を開けたり閉じたりする時に使う筋肉なんです。
日本人は、感情を顔に出さないので、余計に眼輪筋が衰えやすいんです。
そうすることで、目の下のたるみや凹みを減らし、黒クマの改善が期待できます。
だから、眼輪筋を鍛えることで血流を良くし、青クマを改善することも期待できます。
眼輪筋を鍛えるメリットを挙げます。
- 上まぶたのたるみが減る
- 目の下のたるみが改善される
- 目がぱっちりする
- 目元のハリが改善する
- おでこのしわが目立たなくなる
眼輪筋の力によって目を開けるようにすると、おでこを引き上げる必要がないため、おでこや眉間にしわを作らずに済むというわけですね。
若くても眉間にしわが出来る人って男性女性問わずいますよね。
だから、眼輪筋エクササイズは要チェックです。
眼輪筋全体を鍛えるエクササイズ
簡単な眼輪筋全体を鍛えるエクササイズを紹介しましょう。
- 目をゆっくりギュッと閉じます。
- ギュッと閉じたまま5秒キープ
- 少しずつ目の力を抜く
- 眉を上げ、目をパッと見開く
- 5秒間キープしてから元に戻す
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目のクマができやすい人 まとめ
遺伝的に目の下のクマができやすい人がいるという事が分かりました。
- もともと肌が小麦色だとメラニン色素沈着による茶クマになりやすい
- 逆に、色白で皮膚が薄いと血行不良で青クマになりやすい
そして、下の3つの場合だと、目の下の皮膚の凸凹による黒クマ(影クマ)になりやすいんです。
- 目の下の脂肪が多い
- 目の下の脂肪が少ない
- 頬の位置が低い
遺伝による場合と、クマが目立ちやすい体質(肌質)があるわけです。
だけど、遺伝だからといって、悲観的にならないでくださいね。
クマを少しでも目立たなくする眼輪筋エクササイズ、生活習慣、食事で目立たないようにすることが出来ます。
女子だと最後の手として、コンシーラーやファンデーションといった方法もあります。
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