目の下のくまって、顔色を悪くするからついついコンシーラーでカバーしがち。
スマホで写真を撮る時に、40代ともなると目の下に、くまがあると写真写りが悪くなるしすごく気になりませんか?
「コンシーラー要らずだったら、ファンデーションだけで済むしどんなにラクだろう。」と思ってしまいます。
ここでは、
- 目の下にくまが出来る原因
- お家でも簡単に出来る目の下のくまを取る方法
を紹介します。
40代の目の下に限ってくまが目立つ理由
目の下は皮膚が薄く、皮下脂肪もありません。そのため、血液がうっ血する(血管内の血流が悪くなって、停滞してしまう状態)と、くまとなって毛細血管から透けて見えるようになります。
それでは、「なぜうっ血するの?」というと、目の周りをぐるっと取り込んでいる眼輪筋が、加齢、ストレス、血行不良のために働きが悪くなっているからです。
筋肉は、伸縮することで筋肉内の血流をポンプのように押し出したりして、血行を良くする働きがあります。
ですが、この眼輪筋という筋肉の働きが低下することによって、さらさらとした血流が妨げられ、うっ血してしまうんです。
40代の目の下のくまができる主な3つの原因
目の下にくまが出来る主な原因は、血行不良、加齢、メラニン色素沈着の3つです。
ただ、実際は、どれか1つだけが原因ではなく複合して起きる場合が多いんです。
- もともと色白だ
- 冷え性
- パソコンやスマホを長時間使って目を酷使する
- 細かい手作業をしなければならない
- 寝不足気味
- タバコを吸う
- ストレスが溜まっている
- 目の下に涙袋が大きい、目の下の皮膚がたるんでいる
- 凹みやくぼみの下がくぼんでいる、頬のたるみが気になる
- 肌がくすみがち
- メイクが落ち切っていない事がある
- 目をこする事が多い
目の下のくまは3+1種類

青くま
主に血行不良によって出来てしまうくまです。パソコンなどの目の酷使やドライアイ、目の緊張、眼精疲労やストレス、寝不足、冷え性、喫煙によって、体全体の血行が悪くなります。
ということは、目元も同じなんです。血行が悪くなると、毛細血管が収縮してしまい十分な栄養や酸素が送られません。
そして、目の下の皮膚が薄いために、血液の色が透けて見え、青くまが目立ってしまいます。
また、元々、色白肌の場合は、お肌が白いがために余計に青色のくまが目立ってしまいます。
青くまが進行すると、茶くま、そして黒くまに変わる場合もあります。
茶くま
シミやくすみ、メラニンによる色素沈着が原因の場合が多いです。
紫外線、目がかゆくてこすっていたり、油分の多いアイメイクを頻繁にする、クレンジングで目元をこすってしまっていると、お肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れて、メラニン色素が増加し沈着。そのまま、シミやくすみとなって茶色いくまとなってしまいます。
目元は皮膚が薄いのでとてもデリケートなんです。
黒くま
生まれつきの場合もありますが、むくんでいる時、加齢によるたるみによって黒色のくまができてしまいます。
頬が加齢によってたるんでくる事で、目の下が凹んできて目の周りがやせて、くぼんだ部分が影のように見えてしまうパターンです。
赤くま
一般的に言われる「くま」とは違って、くまのように見えるパターンです。
主に脂肪のたるみによるものといわれています。加齢によって、涙袋が目の下に出来てきます。涙袋とは、目の下の脂肪の塊です。若い時は、眼球の下にあるロックウッド靭帯と、眼輪筋という眼球をぐるっと取り囲む筋肉に強度があるため、眼球を支える事が出来ます。
ですが、加齢とともにこの靭帯と眼輪筋がゆるくなってきます。
そして、また皮膚のコラーゲン等のハリも加齢によって失われてきます。そのため、眼球が下に下がって、目の下にあった眼窩脂肪(がんかしぼう)がポコッと突き出して、涙袋となって目立ってきます。この時に、眼輪筋が涙袋の眼窩脂肪によって圧迫されるため赤くまが現れてきます。
40代の目の下のくまを取る方法

目の下のくまができる原因が分かれば、予防対策としてその原因が起こらないようにすれば良いわけですね。
目の下の青くまを取る方法
血行を良くすることです。お風呂に浸かる、蒸しタオルやホットアイマスクを使う、眼輪筋を鍛えるエクササイズやツボ押しをするのがおすすめです。
一番簡単な方法は、ハンドプレスですね。お風呂に使っている時、クレンジングを肌にのせる時、化粧水を肌にのせる時、両手をこすって温めて、目元にのせるだけです。
目元の皮膚は薄いので、マッサージで皮膚を引っ張ったり、まぶたを触ると眼球にも影響が出てくるかもしれません。ですので、皮膚ではなく筋肉を鍛える事に目を向けた方が良いです。
体を冷やさないようにする、喫煙をしない、睡眠や休養をとる、スマホのブルーライト対策でブルーライトカット設定をする、メガネをかける、細かい手作業をする時は、ルーペを使うなど工夫する必要があります。
パソコンを使う場合は、最低でも1時間に5分は目を休ませてあげましょう。時々、遠くの物をぼんやり見るなど、目薬をさすなどして目元の疲れをとりましょう。また、首や肩がこっている場合もあるのでマッサージをしてコリをほぐしましょう。
眼輪筋超簡単エクササイズ その1.
- 片方の手の平をおでこに当てて、おでこや眉間にしわがよらないようにする
- 目を細める
- その状態から目を大きく開ける
眼輪筋超簡単エクササイズ その2.
- 目をゆっくりギュッと閉じます。
- ギュッと閉じたまま5秒キープ
- 少しずつ目の力を抜く
- 眉を上げ、目をパッと見開く
- 5秒間キープしてから元に戻す
目の下の茶くまを取る方法
まずは、これからの予防のためにも紫外線対策をしましょう。
- ハイドロキノンやビタミンC誘導体などの透明感をアップさせる成分が入ったクリームや美容液を使う
- ターンオーバーを促すピーリングを使う
- ヒアルロン酸配合のスキンケアを使い、肌をふっくらさせてくまを目立たなくさせる
という対策方法があります。ですが、シミのケアは、ご存知のように、時間がかかるし個人差もあるので、化粧品では100%取ることは期待できません。
また、目元をこする、アイメイクやクレンジングで皮膚の薄い目元を引っ張ったり、こすったりすると、くまが濃く見えてしまうので毎日の生活習慣も見直す必要があります。
目の下の黒くまを取る方法
加齢による凹みやくぼみによってできるくまなので、青くまと同じく眼輪筋を鍛えましょう。
眼輪筋を鍛えることで、眼球のくぼみを最小限に抑え、目の下のたるみを少しずつ改善していきましょう。筋肉を鍛えるため、即効性はありませんが、毎日継続することで変わってきます。
また、目の下がたるんでいる場合は、しわを改善するアイクリームや美容液を使うとより実感しやすいでしょう。
目の下の赤くまを取る方法
この場合も、青くまや黒くまと同様に眼輪筋を鍛えましょう。眼輪筋を鍛えることで、眼窩脂肪に押されても圧迫されにくい、涙袋が出来にくい状態に近づけていきましょう。
黒くまや赤くまは、真皮より深い部位でできているため、本格的に治したいのであれば、美容外科などクリニックに行った方が満足感を得られるでしょう。
40代の目の下のくまを取る方法・さいごに
目の下のくまを取る方法をくまの種類別に紹介しました。
全てのくまを完全に取ることは出来るとは言えませんが、生活習慣を見直して、少しずつ改善していきましょう。
40代になると加齢とともにコラーゲン量が減少し、皮膚はたるんでしまうけど、筋肉は年齢を問わず鍛える事が出来ます。
そういえば、お尻の筋肉を鍛える事で、ヒップアップをすることも出来るといわれていますし、80才を過ぎた年配の方もボディビルダーとして筋肉を鍛えていますね。
私たちも、出来る範囲で見習って、見た目も気持ちも若々しくありたいですね。
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