目の下のクマって、顔色を悪くするからついついコンシーラーでカバーしがち。
スマホで写真を撮る時に、クマがあると、写真映りが悪くなるしすごく気になりますよね?
「コンシーラー要らずだったら、ファンデーションだけで済むしどんなにラクだろう。」と思ってしまいます。
この記事では、目の下のクマの種類、見分け方、原因と対策法についてお話しします。
この記事で分かること
- クマの種類と見分け方
- 目の下にクマが出来る原因
- お家でも簡単に出来る目の下のクマを取る方法
クマの種類の見分け方 | 3+1種類
クマの種類は4つに分けられます。
- 青クマ
- 茶クマ
- 黒クマ
- 赤クマ
目の下のクマの見分け方について説明します。
青クマ
青クマは、主に血行不良によって出来てしまうクマです。
- パソコンなどの目の酷使
- ドライアイ
- 目の緊張
- 眼精疲労
- ストレス
- 寝不足
- 冷え性
- 喫煙
こういった習慣によって、体全体、目元の血行が悪くなります。
血行が悪くなると、毛細血管が収縮してしまい十分な栄養や酸素が送られません。
そして、目の下の皮膚が薄いために、血液の色が透けて見え、青くまが目立ってしまいます。
また、元々、色白肌の場合は、お肌が白いがために余計に青色のくまが目立ってしまいます。
茶クマ
茶色のクマは、シミやくすみ、メラニンによる色素沈着が原因の場合が多いです。
- 紫外線
- 目がかゆくてこする
- 油分の多いアイメイクを頻繁にする
- クレンジングで目元をこすりすぎる
摩擦によって、お肌のターンオーバー(新陳代謝)が乱れて、メラニン色素が増加し沈着します。
そのまま、シミやくすみとなって茶色いクマとなってしまいます。
目元は皮膚が薄いので、とてもデリケートなんです。
黒クマ
生まれつきの場合もありますが、むくんでいる時、加齢によるたるみによって黒色のクマができてしまいます。
頬が加齢によってたるんでくる事で、目の下が凹んできて目の周りがやせて、くぼんだ部分が影のように見えてしまうパターンです。
赤クマ
一般的に言われる「クマ」とは違って、クマのように見えるパターンです。
主に脂肪のたるみによるものといわれています。
加齢によって、涙袋が目の下に出来てきます。
涙袋とは、目の下の脂肪の塊です。
若い時は、眼球の下にあるロックウッド靭帯と、眼輪筋という眼球をぐるっと取り囲む筋肉に強度があるため、眼球を支える事が出来ます。
さらに、皮膚のコラーゲン等のハリも加齢によって失われてきます。
そのため、眼球が下に下がって、目の下にあった眼窩脂肪(がんかしぼう)がポコッと突き出して、涙袋となって目立ってきます。
この時に、眼輪筋が涙袋の眼窩脂肪によって圧迫され赤クマが現れてきます。
クマの種類の見分け方チェックリスト
これらクマの種類の見分け方を簡単に説明します。
どれに当てはまるかチェックしてみてくださいね。
青クマかどうかの見分け方
目の下を温めたり、引っ張ったりすると、一時的にクマが薄くなるなら青クマタイプ。
青クマは、皮膚に色がついているわけではありません。
そのため、目の下の皮膚を引っ張っても、色味は移動しません。
茶クマかどうかの見分け方
目の下のクマを引っ張ったり、上を向いて鏡を見てもクマが薄くならない場合は、茶クマタイプ。
茶クマは、他のクマより対処するのが難しいと言われてます。
黒クマかどうかの見分け方
上を向いて鏡を見るとクマが目立たなくなる場合は、黒クマタイプ。
黒クマはたるみなどが原因なので、上を向くとたるみが引っ張られ、クマが薄く見えます。
40代の目の下に限ってクマが目立ってくる理由
クマができるのは、目の周りの眼輪筋という筋肉の働きが低下して、血行不良によりうっ血するから。
目の下は皮膚が薄く、皮下脂肪もありません。
そのため、血液がうっ血する(血管内の血流が悪くなって、停滞してしまう状態)と、くまとなって毛細血管から透けて見えるようになります。
なぜなら、目の周りをぐるっと取り込んでいる眼輪筋が、加齢、ストレス、血行不良のために働きが悪くなっているから。
筋肉は、伸縮することで筋肉内の血流をポンプのように押し出したりして、血行を良くする働きがあります。
ですが、この眼輪筋という筋肉の働きが低下することによって、さらさらとした血流が妨げられ、うっ血してしまうんです。
40代目の下のクマができる主な3つの原因
目の下にクマが出来る主な原因は、血行不良、加齢、メラニン色素沈着の3つです。
ただ、実際は、どれか1つだけが原因ではなく複合して起きる場合が多いんです。
クマの原因 血行不良
《血行不良が起きる原因》
- パソコンやスマホを長時間使って目を酷使する
- 細かい手作業をしなければならない
- ストレスが溜まっている
- 寝不足気味
- タバコを吸う
- 冷え性
目の筋肉も、肩と同じように凝るんですよ。
クマの原因 脂肪や皮膚のたるみ
《たるみの原因》
- 目の下に涙袋が大きい、目の下の皮膚がたるんでいる
- 凹みやくぼみの下がくぼんでいる、頬のたるみが気になる
生まれつきの場合の場合もあるし、加齢の場合もありますね。
クマの原因 色素沈着
《色素沈着の原因》
- 肌がくすみがち
- 目をこする事が多い
- メイクが落ち切っていない事がある
目の下のクマを取る方法をクマの種類別に紹介
目の下のクマを取る方法を種類別に紹介します。
目の下の青クマを取る方法
目の下の青クマを取るには、血行を良くしましょう。
- ツボ押し
- お風呂に浸かる
- 蒸しタオルやホットアイマスクを使う
- 眼輪筋を鍛えるエクササイズをする
をするのがおすすめです。
一番簡単な方法は、ハンドプレスですね。
お風呂に使っている時、クレンジングを肌にのせる時、化粧水を肌にのせる時、両手をこすって温めて、目元にのせるだけです。
目元の皮膚は薄いので、マッサージで皮膚を引っ張ったり、まぶたを触ると眼球にも影響が出てくるかもしれません。
ですので、皮膚ではなく筋肉を鍛える事に目を向けた方が良いです。
また、生活習慣として次の点に気を付けましょう。
- 喫煙をしない
- 睡眠や休養をとる
- 体を冷やさないようにする
- 細かい手作業をする時はルーペを使う
スマホのブルーライトカット設定/メガネをかけるなど工夫する必要があります。
パソコンを使う場合は、最低でも1時間に5分は目を休ませてあげましょう。
時々、遠くの物をぼんやり見るなど、目薬をさすなどして目元の疲れをとりましょう。
また、首や肩がこっている場合もあるのでマッサージをしてコリをほぐしましょう。
眼輪筋超簡単エクササイズ その1.
- 片方の手の平をおでこに当てて、おでこや眉間にしわがよらないようにする
- 目を細める
- その状態から目を大きく開ける
眼輪筋超簡単エクササイズ その2.
- 目をゆっくりギュッと閉じます。
- ギュッと閉じたまま5秒キープ
- 少しずつ目の力を抜く
- 眉を上げ、目をパッと見開く
- 5秒間キープしてから元に戻す
目の下の茶クマを取る方法
目の下の茶色のクマ対策として、まずは、これからの予防のためにも紫外線対策をしましょう。
- ハイドロキノンやビタミンC誘導体などの透明感をアップさせる成分が入ったクリームや美容液を使う
- ヒアルロン酸配合のスキンケアを使い、肌をふっくらさせてくまを目立たなくさせる
- ターンオーバーを促すピーリングを使う
このような対策方法があります。
ですが、シミのケアは、ご存知のように、時間がかかるし個人差もあるので、化粧品では100%取ることは期待できません。
また、目元をこする、アイメイクやクレンジングで皮膚の薄い目元を引っ張ったり、こすったりすると、クマが濃く見えてしまいます。
因みに、湘南美容外科でも問題なくシミ取れましたよ。
こちらに体験談を紹介してるので良かったら見てください。
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目の下の黒クマを取る方法
加齢による凹みやくぼみによってできるクマなので、青クマと同じく眼輪筋を鍛えましょう。
眼輪筋を鍛えることで、眼球のくぼみを最小限に抑え、目の下のたるみを少しずつ改善していきましょう。
筋肉を鍛えるため、即効性はありませんが、毎日継続することで変わってきます。
また、目の下がたるんでいる場合は、しわを改善するアイクリームや美容液を使うとより実感しやすいでしょう。
べたつかない濃厚なテクスチャー&ふっくら感が安心感を与えてくるので、私も重宝してます。
目の下の赤クマを取る方法
赤いクマの場合も、青クマや黒クマと同様に眼輪筋を鍛えましょう。
眼輪筋を鍛えることで、眼窩脂肪に押されても圧迫されにくい、涙袋が出来にくい状態に近づけていきましょう。
黒クマや赤クマは、真皮より深い部位でできています。
本格的に治したいのであれば、美容外科などクリニックに行った方が満足感を得られるでしょう。
目の下のクマの種類の見分け方・さいごに
目の下のクマの種類、見分け方、取る方法を紹介しました。
全てのクマを完全に取ることは出来るとは言えませんが、生活習慣を見直して、少しずつ改善していきましょう。
30代、40代になると加齢とともにコラーゲン量が減少し、皮膚はたるんでしまいます。
そういえば、お尻の筋肉を鍛える事で、ヒップアップをすることも出来るといわれていますよ。
80才を過ぎた年配の方もボディビルダーとして筋肉を鍛えていますね。
私たちも、出来る範囲で見習って、見た目も気持ちも若々しくありたいですね。
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