マツエクをしてもメイクも楽しみたい!。そう思ってしまいますよね。
だけど、マツエクした後、クレンジングのやり方やお手入れ方法って、とても重要な事なんです。
ココを間違えると、キレイな美マツエクが長持ちしないし、持ちが悪くなってしまいます。
なんといっても、大事なお金と時間を無駄にしてしまい、なんともいえない、やりきれない気持ちになってしまいますよね。
前回の記事では、マツエク後のクレンジングの種類と、マツエクを長持ちさせるための目元のお手入れ方法を紹介しました。
今回は、マツエク後のクレンジングのやり方を、さらにメイク別に詳しく紹介し、マツエクをしても楽しめるメイク、トラブルにならないための方法をお伝えします。
マツエクをした後まず気を付けるべきこととは?
マツエクをしたらまず気を付けるべき事は何でしょうか?そうです!。なるべく触らないようにする事です。
触らない!水気厳禁!
マツエクをしてから24時間は完全にグルー(接着剤)が乾いていません。お店によっては、5時間は水に濡らさないようにと言われますが、ついフサフサ状態のマツエクを触ってみたくなりますよね。
だけど、この状態では、触るとまだグルーが乾ききっていないので、マツエクが取れやすくなったり、曲がったり、折れたりしやすくなってしまいます。
また、手に雑菌がついているかもしれないので、目元を触ると腫れたりなどトラブルになってしまうかもしれません。
そして、水気にも弱いんです。だから、洗顔、入浴、ホットヨガ、運動、プールは我慢するしかありません。
洗顔や入浴って我慢するの辛いですよね。冬はいいけど夏はキビシイです。そんな時、クレンジングは拭き取りシートにするか、拭き取り化粧水タイプにしておくと便利です。
ですが、拭き取りシートのクレンジングは、合成界面活性剤の刺激があるので、最後は濡れたタオルで優しく拭いてあげた方がお肌に優しいです。エクステに触らないように気を付けてくださいね。

クレンジングする時に気を付ける事
マツエクの持続力が弱まって、モチが悪くなってしまうからです。自まつ毛から取れやすくなってしまいます。
クレンジングオイルを使うと、マツエクがボロボロと取れてくる事もあるし、グルーの粘着力が弱まってまつげの向きがバラバラになってしまって取れてくる事もあります。
また、クレンジングオイルのオイルがグルー(接着剤)の揮発成分と反応し、グルーが白くなるという白化現象が起きる可能性があります。
そうすると、白い粉が目元に散らばり、皮膚炎になるかもしれないので、マツエクを取らなければならなくなってしまいます。
オイルフリーのもの、クレンジングジェルやリキッドタイプがサロンで多く使われています。洗浄力がありながら、保湿力もそこそこあるというタイプのクレンジングが選ばれていますよ。
ですが、実際は、クレンジングオイルもモノによっては、マツエクでも使えたりします。
一般的なシアノアクリレートのグルー(接着剤)であれば、マツエク対応のクレンジングも多いです。
詳しくは、それぞれのクレンジングオイルに含まれている成分とグルーの種類にもよりけりなので、一概にクレンジングオイルを使ったらダメだとは言えません。
実際にどのクレンジングがマツエク対応なのかチェックしたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
マツエクした時のメイク別クレンジングのやり方
マツエクしてから24時間経った後(グルーが乾いた後)のクレンジングのやり方です。
マスカラをした場合
まず、マスカラをする場合は、市販のマスカラではなくマツエク専用のマスカラを使ってくださいね。もしくは、お湯で落とせるマスカラ。そうしないと、マツエクの持ちが悪くなってしまうんです。その結果、クレンジングしても落ちない、ダマになってしまうという事が起きかねません。
それでも、「やってしまった・・・。」という時は、綿棒のダブル使いをすると案外いいですよ。
マツエクを2本の綿棒で挟んでマスカラをとります。ただし、綿棒の動かす方向は上から下への一方方向。つまり、毛の流れに沿って縦方向にクレンジングするようにしてくださいね。
横方向だとどうしてもマツエクが取れやすくなってしまいます。
アイライナーをした場合
まず、アイライナーを使う場合は、ペンシルタイプや硬いジェルライナーはマツエクの持ちが悪くなるので避けましょう。リキッドライナーやお湯で落ちるタイプのアイライナーがおすすめです。
確かに、私もリキッドライナーを普段使いしています。綿棒にクレンジングジェルを浸して使っていますが、きちんと落ちてます。
クレンジング剤に浸した綿棒やマツエク専用のクレンジングスティックで、あらかじめ、アイシャドー、アイライナーやマスカラなどのメイクを丁寧に落とします。
クレンジングする時は、アイシャドウよりアイライナーの方が、マツエクに触ってしまうので要注意です。特に目のキワなど取れやすいので、綿棒を細かく動かして使ってくださいね。
具体的には、人差し指でマツエクを上から押さえます。そしてもう片方の手で綿棒を左右に小刻みに動かしてメイクを落とします。
出来れば、マツエクしているギリギリにライン引かない方が、落とす時苦労しなくて済みます。
コットンだとマツエクに絡まるので止めた方がいいです!。マツエクに触れると痛いです。
綿棒も同じコットンですが、肌にあたる面積が少ないので絡むこともなく目尻使いなど便利でしたよ。
綿棒は赤ちゃん用の細い綿棒を使った方が細かく動くし、マツエクに当たりにくくなるのでおすすめです。
ファンデーションの場合
ファンデーションがマツエクにつくと大変です。
まばたきすると、どうしてもマツエクが目の下に当たってしまいます。なるべく、目元のファンデーションは薄づきにする、ミネラルファンデにする、油分の少ないパウダーファンデーションを使った方が安心です。
ですが、エイジングケア世代のママとしては保湿第一。

やっぱり、乾燥しがちなパウダーファンデーションはなかなか使うのに勇気いりますよね。それならば、メイクを落とす時に気を付けるしかありません。
ファンデーションがマツエクについてしまったら、マツエクの黒さがぼやけてしまって、せっかくつけたマツエクがぼやけた印象になってしまいます。
やっぱり、ファンデーションやアイシャドウは、パウダー状なので、まばたきする毎にマツエクにつきやすくなってしまうんですよね。
そんな時は、まず、水で濡らした綿棒やティッシュを使って、マツエクの根元から毛先に向けて動かしてみて下さい。そうすると取れやすくなりますよ。それか、コームですね。
汚れを目立たなくする方法としては、透明のマスカラを塗ると粉が目立たなくなり、マツエクがハッキリとするので一時しのぎにはなります。
クレンジング剤を洗い流す時の注意点
洗い流す時には、直接シャワーを目(マツエク)にかけないように気を付けてくださいね。
直接シャワーを顔にかけると、水の勢いでマツエクが取れやすくなったり、向きが曲がったりしてしまいます。
クレンジング後の注意点
クレンジング後、タオルでやさしく水分を吸収させるように顔に当てる感じにしましょう。マツエクは繊維にひっかかりやすいので注意してくださいね。目元だけ、タオルではなくティッシュでオフするという方法もあります。
最後にドライヤーの冷風を弱モードで下から上に向けてマツエクを乾かします。マツエクは、油分と水分に弱いです。髪の毛を乾かす前に、目元にドライヤーを少し当てるだけでも持ちが良くなります。
目元は、皮膚が薄く乾燥しやすいパーツなので、コットンを使わないタイプの化粧水、クリームなどで保湿してくださいね。
クレンジング後にまつ毛美容液を塗ると、ハリのある状態が長持ちしますよ。マスカラタイプのまつ毛美容液だと、ついでにコームも出来るので、毛先の流れをととのえることが出来ます。

意識しながらしないと、ついつい、いつもの癖でNGなクレンジングやり方をしてしまうので、毎回毎回頭に入れながら行動を習慣化していけると良いですね。
マツエクを長持ちさせるクレンジングのやり方・まとめ
マツエクは出来れば長くキレイに長持ちさせたい。そのためのクレンジングのコツをまとめてみました。
- とにかく優しくいたわってあげるという気持ちですることです。
- 力を入れない・こすらない・なるべく触らないことが大事です。
- マツエクは毛の流れに沿って縦方向にケアする
マツエクは横方向の刺激に弱く、取れやすくなります。マツエクを触る時、顔を拭く時など、上から下への方向を意識してくださいね。
ママも、オシャレすることで生き生きしますよね。
マツエクを長持ちさせるためには、正しいクレンジングのやり方と普段の生活でのケアが重要です。皮膚トラブルに気をつけながらマツエク生活楽しみましょうね。
サロンで施術前にナチュラルメイクにしておくか、完全にメイクを落としておくと、その後の洗顔などのお肌への負担を減らせます。