花粉症の時期、目はかゆいし、涙は出る、鼻水、くしゃみと本当に辛すぎる。
しかも、目や鼻だけじゃなく、肌が乾燥する、かゆい、赤くなるといった症状も。
そんな厄介な花粉症になった時、どのように、デリケートなお肌やクレンジングのケアをしていますか?
例えば、かゆすぎてたまらないからといって、まぶたをかいていると、くすみやしわの原因にもなってしまいますよ。
今回は、花粉症対策として、なりやすい体質、原因、クレンジングやお肌のケア方法を紹介していきます。
花粉症とは
花粉症は、花粉やハウスダストやダニなどが引き金となっておきるアレルギー性鼻炎の1つです。
鼻、口、目から花粉等(抗原)が入ると、抗体が作られます。
そして、アレルギー反応(抗原抗体反応)を起こして、体から追い出そうとアレルギー反応を起こすんです。
このアレルギー反応が、鼻水・くしゃみ・目のかゆみといった症状として出てくるわけなんです。
花粉症になりやすい体質とは?
アレルギー体質である場合(家族にアレルギー体質の方がいる場合)花粉症になりやすいです。
花粉症になる原因
花粉症になる原因はこちら。
- スギの木自体が多い
- 大気汚染物質
- 衛生的になりすぎたため
- 気密性の高い家に住んでいる
- 食卓の欧米化
- ストレス
- 睡眠不足運動不足
- 過度な飲酒・喫煙
小さい時から衛生的な環境で過ごしていると、逆に細菌感染が減って外からの刺激に弱くなってしまって花粉症になるといった事があります。
また、欧米化による高たんぱくな食事を摂ることでアレルギー反応を高めてしまうんです。
ストレスは、自律神経の調節が乱れ花粉症になりやすい原因になります。
睡眠不足、飲酒、喫煙は、免疫力の低下を招いてしまいます。
花粉の種類と飛散時期
花粉が飛散する時期の花粉の種類はこちらです。
- 春 スギ花粉
- 春 ヒノキ花粉
- 夏~秋 ブタクサ
- 秋 イネ
- 春 シラカバ
1年中花粉は飛散していますが、花粉の中でも、特にスギ花粉に悩まされている方が増加しています。
春は、引っ越し、異動、新しい生活環境に変わる季節。それだけに、精神的なストレスも多くなります。
だから、肉体的・精神的なストレスが多くなる春先は、お肌にもストレスがかかってトラブルが起きやすいんです。
花粉症になるとお肌がなぜデリケートになるの?
花粉症は、敏感肌や乾燥肌の人がなりやすいといわれています。
というのも、乾燥肌でお肌のキメが乱れていたり、肌表面の角質がめくれていたりすると、そこから花粉やアレルギーの元が入ってきて、花粉症による皮膚炎を引き起こすためです。
敏感肌の場合、お肌の外側にある角質層のバリア機能が低下しているため、皮脂が花粉の微粒子と混じり合って、お肌を刺激してしまう事もあります。
外部からの花粉といった刺激に対して抵抗力が弱くなり、皮膚炎を引き起こしてしまうんです。
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花粉症になった時のお肌と目の症状
花粉症になった時の肌って、実は、このような状態なんですよ!。
- お肌のバリア機能が低下し、外からの刺激に弱くなる
- 角層の水分と油分量のバランスが崩れやすくなる
- 敏感肌・ゆらぎ肌になりやすい
こういった事が起きるため、肌のかゆみ、赤み、乾燥してしまう、化粧ノリが悪いという状態になってしまいます。
特に目元は、皮膚が薄くてデリケート。
目がかゆい、涙が出るから目元を掻きたくなります。
花粉がついた目元を掻いてしまうと、乾燥が進んでしまい、敏感な状態になってしまいます。
「しわ」の他に、炎症による色素沈着として「くすみ」も出てきてしまいます。
花粉症の時は、目尻のしわといったエイジングサインだけじゃなく、目の下のくすみというエイジングサインの悩みも出てきてしまうんです。
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花粉症の方のデリケートな目元を守る鉄則とは?
花粉症で、バリア機能が低下して肌がデリケートになっているお肌は、水分が蒸発しやすくカサつきがち。
このような敏感で、なおかつ、乾燥している状態のお肌には、刺激を与えない事が鉄則です。
そして、美容液やクリームなどでしっかり保湿し、水分を蒸発させないようにするのも大事ですが、特に気を付けなければならないのがクレンジングです。
意外と、クレンジングを見落として刺激を与えすぎている場合が多いんです。
花粉症で辛い時期は、他の時期とは違って、特にケアしてあげる必要があります。
花粉症におすすめのクレンジングとクレンジングケアとは?
花粉症の時、どんなクレンジングの種類が良い?
バリア機能の低下を防ぐためにも、皮脂をとりすぎない、低刺激なクレンジングを選びましょう。
保湿成分が配合されているクレンジングもおすすめです。
- 油脂系(植物性)のクレンジングオイル
- クレンジングミルク
- クレンジングクリーム
こういったクレンジングが、お肌の負担になりにくいクレンジングの種類になります。
しかし、クレンジングミルクやクリームは、濃いメイクだと落ちにくいのが難点。
花粉症の時には、できるだけ、マスカラやアイライナーなどアイメイクは避けてナチュラルメイクを心掛けましょう。
もしメイクをするのであれば、お湯でスルンと簡単に落ちるタイプのアイメイクを使うと良いですよ。
クレンジング不要のミネラル系ファンデなどあるので試してみると良いかも。
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花粉症の時のクレンジング方法と3つのポイント
デリケートな目元は、いつもよりやさしくスキンケアを行うことが大事です。
クレンジングで押さえておきたい以下の3つのポイントがあります。
- 肌をゴシゴシ擦らないようにする
- ぬるま湯を使う
- 柔らかいタオルでやさしく拭く
すすぎの際は、肌に必要な角質層の皮脂、天然保湿因子(NMF)、角質細胞間皮質といった保湿成分まで失われないように、ぬるめのお湯(32℃)を使いましょう。
帰宅したら、まずしなければならないこと。それは、花粉を落とすために、すぐにクレンジングをする事です。
花粉がつきやすい部分は、表面に出ている顔と頭です。
家に帰ったら花粉をバラまかないように、手を清潔にしてからクレンジングをしましょう。
肌に負担の少ないタイプや低刺激のクレンジング料を使用し、洗い流す時は皮膚をこすらないように注意しましょう。
花粉症の時、クレンジングの他に目元を守る方法
花粉症の時は、花粉症用マスクを付けると1/6、花粉症用のメガネで1/4程度、花粉を減らすことが出来ます。
帽子やマフラーをすると、頭と首にかかる花粉の量を減らすことも出来ます。その他にも、目薬をさす、空気清浄機を使うという方法も。
花粉症を完全に0にする事は出来ませんが、症状を軽くすることはできます。
皮膚のバリア機能を保つため、保湿と紫外線対策を怠らないこともお忘れなく。
いざという時は、病院に行って、薬を処方してもらってくださいね。
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