温泉のクレンジング効果で美肌になれる理由 

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温泉に行くと、毛穴がスッキリしたり、お肌がツルツルになってクレンジング効果を感じる事も多いのではないでしょうか。

「毎日温泉に入れたらどんなに良いだろう。」と贅沢な事をついつい思いふけってしまいます。

もちろん、その反対にピリピリしてしまったという経験もした事があるかもしれません。

温泉の分類は、水素イオン濃度のpH(ペーハー)、泉温、浸透圧、含有成分による4つの分類方法があります。

温泉に入ると、なぜ、お肌の古い角質や汚れを落としてスッキリとする「クレンジング効果」を感じるのかといった事を、 pH(ペーハー)と泉質といった点から説明していきます。

pH(ペーハー)から見た温泉クレンジングの効果とは

pH(ペーハー)は、小学校の時、理科のリトマス紙で勉強した記憶がありますよね。

pH(ペーハー)とは、水溶液がどのような性質なのかを表す単位です。

温泉でいうと、温泉水に含まれる水素イオンの濃度のことを指します。肌触りの違いを分けるポイントになります。

環境省が定めた鉱泉分析法指針によると5つのカテゴリーに分けられます。

pH値が小さいほど酸性になり、大きいほどアルカリ性になります。中央値のpH7.0が中性となります。

アルカリ性になればなるほど、古い角質や皮脂や油分を落としクレンジング作用が高まります。

そして、酸性になればなるほど、殺菌力が高まり、肌の1番上の角質を柔らかくするピーリング作用が高くなります。

pH(ペーハー)値
酸性pH3未満レモンpH2.5
弱酸性pH3~6未満スポーツ飲料pH3.0-4.0
中性pH6~7.5水道水pH6.5
弱アルカリ性pH7.5~8.5未満海水pH8.0-8.5
アルカリ性pH8.5以上こんにゃくpH12.2

私たちがいつも入っている自宅のお風呂は、水道水であることから、中性であることが分かりますね。

そして、洗顔で使っている方もいらっしゃるかもしれませんが、石鹸は、pH7.0-10とアルカリ性なので実は、脱脂力が強いんですよ。
(脱脂力というのは、つまり、お肌の皮脂を取り除いてしまう作用という事です。)

酸性の温泉

酸性の温泉は、少しピリピリした感触があるのが特徴です。お肌への殺菌・ピーリング作用があるとされ、古い角質を柔らかくして溶かします。

体の新陳代謝も促してくれることから、慢性的な皮膚病に昔から温泉が使われてきています。

また、収れん作用あるため、お肌の引き締め効果も期待できます。

お風呂上りがツルツルお肌になります。刺激があるため、お風呂から上る時は、違う種類の温泉湯、真湯やシャワーで洗い流してから出るようにするとお肌にやさしいですよ。お肌が弱い方は、強酸性の温泉は注意してくださいね。

中性の温泉

中性の温泉は、お肌への刺激が少なく、敏感肌やアトピー肌の方でも安心して入れる肌に優しい温泉です。日本の温泉で多いのが中性~弱アルカリ性の温泉です。

アルカリ性の温泉

アルカリ性の温泉は、トロトロ・ぬるぬる感があるのが特徴です。温泉のお湯が肌に吸いつくような感触。

クレンジング効果で、古い角質、皮脂の汚れや油分を落とし、お肌をすべすべ柔らかくしてくれます。湯冷めがしにくいのが嬉しいポイント。

ですが、強アルカリ性の温泉だと、お肌に必要な皮脂分まで取り去って、カサカサ乾燥してしまうかもしれません。

体を石鹸でゴシゴシ洗うと乾燥肌の原因になるかもしれないのでほどほどで大丈夫です。最後に、温泉を上がった後は、保湿をしましょう。

温泉の泉質からみたクレンジング効果とは

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温泉の泉質は、温泉に含まれる化学成分の種類や含有量によって決められています。

泉質特徴主な効能
単純温泉無色透明無臭で刺激が弱め疲労回復、冷え性、筋肉痛、関節痛
二酸化炭素温泉小さな泡が体につく。ぬるま湯が多い「心臓の湯」動脈硬化、高血圧、冷え性、むくみ
炭酸水素塩泉無色透明で重曹を多く含む。清涼感がある切り傷、慢性皮膚病、美肌作用
塩化物泉塩分が主成分のため湯あたりしにくい冷え性、関節痛、やけど
硫酸塩泉無色透明で苦味がある動脈硬化、関節痛、高血圧
含鉄泉鉄が酸化して茶~黄色を帯びる高血圧、神経痛、婦人病
硫黄泉硫黄のにおい、乳白色が多い動脈硬化、月経障害、しもやけ
酸性泉強いにおいと殺菌力がある。ピリピリとした刺激慢性皮膚疾患、疲労回復、関節痛
ラジウム泉無色透明でリラックス効果がある。トロトロ動脈硬化、高血圧、リウマチ、痛風

クレンジング効果の高い泉質の温泉

アルカリ性の単純温泉

アルカリ性で古い角質や皮脂汚れを取ります。また、お肌がスベスベになるところからクレンジング効果か高いと言われています。

炭酸水素塩泉

重曹を多く含み、皮膚の表面を柔らかくして古い角質、余分な皮脂、汚れを洗い流してくれるのでクレンジング効果が高いと言われています。

因みに含鉄泉は婦人の湯と呼ばれていて、月経、貧血、更年期障害など女性が抱えやすい悩みに良いんです。

3大美人泉質とは

こういう「3大美人~」っていう言葉、ついつい惹きつけられてしまいますよね。

古くから3大美人泉質といわれるのが、炭酸水素塩泉、硫化泉、硫黄泉です。どのような性質があるのでしょうか。

炭酸水素塩泉

重曹を多く含み、皮膚の表面を柔らかくして古い角質、余分な皮脂、汚れを洗い流す石鹸のような泉質です。お肌をつるつる、すべすべにしてくれます。入浴後は、さっぱりとした清涼感があります。

硫酸塩泉

お肌の余分な皮脂や汚れを取るだけではありません。カルシウムが含まれる硫酸塩泉なら、お肌をしっとり保湿してくれ、ハリをアップさせるともいわれています。

ナトリウムは、お肌にうるおいを与える化粧水のような役割があります。乾燥やかゆみを改善したり、ニキビや吹き出物にも期待ができます。

硫黄泉

あの独特なイオウ臭がする温泉です。ですが、実は、メラニンの代謝を促すため、シミ予防の湯として美容通の間では知られた泉質なんです。

末梢血管を拡張させて血行促進を高めてくれる泉質です。その結果、代謝が良くなりデトックスの働きも期待できます。殺菌力があり、余分な皮脂や汚れも洗い流してくれます。

アクセサリーは湯気に触れただけでも変色するので注意してください。

美肌になるための温泉の入り方・注意点

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クレンジングはほどほどに

温泉に入ることで、毛穴が開きお肌がつるつるになります。温泉成分にもよりますが、古い角質を取り除く温泉もあるので、お肌を洗いすぎないように注意してくださいね。

温泉の入る順番は自由ですが、酸性泉は、お肌にピリピリと刺激のある泉質なので、最初は、マイルドな単純温泉などに入浴するという方法もあります。もしくは、最後にマイルドな泉質を選んで入浴するという方法もありますね。

また、強アルカリ性温泉を最後に入ると、刺激が強くカサつくかも。

乾燥が気になるなら、最後の〆は、塩化物泉や硫酸塩泉に入って保湿効果を高めるというパターンもおすすめです。

温泉の管理方法について

温泉成分が高く、効能が高いかどうかは、温泉の管理方法にもよります。

自主管理になりますが、かけ流し天然温泉、源泉100%かけ流し、源泉かけ流しとうたっている温泉は、加温や加水に関して、単なるかけ流し、循環ろ過よりも厳しく管理されていると思われます。

温泉の成分や泉質、管理、消毒状況について、温泉施設に掲示されているので、気になる場合は、温泉に入る前にチェックしてみてください。

さいごに

今迄温泉に行く時によく気に留めていなかったかもしれませんが、温泉に入って、お肌がクレンジングしたかのような効果を得られるのは理由があったんですね。

もしかすると、今度、意識して温泉に入ると、お肌への効果が違ってくるかもしれませんよ。

スキンケアを選ぶように行く温泉を選んでみるなんて、楽しみが増えて良いですね。1つ1つの泉質を吟味出来るようになるのも大人女子になったから出来る愉しみですね。


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