パソコンやスマホで目が疲れていませんか?
1日長時間パソコンを使った仕事をしていたり、朝夜の通勤途中にスマホの小さい画面で小さい字を見ていたらいつの間にか、目がゴロゴロする、ドライアイ、充血してきてしまったりなんて事よくありますよね。
目の疲れと眼精疲労
目の疲れは、大体、1晩寝れば治るものですが、深刻になると全身に不調が現れ、眼精疲労として肩こり、吐き気などが起きてしまいます。
最初の症状は?
- 目の奥が痛む
- 目が充血する
- 目が軽くドライアイになる
- 目がかすむ
- 目がショボショボする
眼精疲労になると・・・
- 冷え性
- 肩こり
- 倦怠感
- イライラする
- 集中力の低下
- 吐き気
- 頭痛
- 深刻なドライアイ
- 不眠
といった症状も現れてきます。
長時間のデスクワークでパソコンやスマホを見続けると、日中起きている時に働く神経の交感神経が優位になります。
そして、この状態が続くと、血管が収縮して、血流が悪くなり、冷えにつながります。
血液中の老廃物や疲労物質が代謝されないため、筋肉のコリや痛みを引き起こしてしまいます。
筋肉の中でも、目のピント調節機能の働きをする毛様体筋が凝ってしまうと、近くのものが見えずらいといった老眼に似た症状にも。スマホ老眼ともいわれている症状です。
また、不眠やイライラ、女性だとPMS(月経前症候群)や更年期の不快な症状など体の様々な不調が現れやすくなるんです。
目の疲れによる美容面でのデメリット
血流が滞り血行不良により、目の周りを取り囲むようにして存在している眼輪筋の筋肉がコリます。
そうすると、皮膚に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなるため、血管がうっ血した状態になります。目元の皮膚が薄いため、青クマとなって青黒く見えてしまうんです
また、脳がストレスを感じ副腎皮質ホルモンを作り、肌をくすませてしまうんです。
目がショボショボすると、まばたきの回数が増えるためしわの原因にもなります。画面をじっと見ていて、無表情が増えると、まぶたの筋肉が衰えてきます。その結果、まぶたが下がって目が小さく見えてしまうかもしれません。
目元の皮膚だけじゃなく、まつ毛にも必要な栄養が行き渡らなくなるため、まつ毛も短くハリのないまつ毛になってしまうんです。
まとめると、眼精疲労によってお肌にこんな事が起きてしまうかもしれません。
POINT
- 青クマ
- くすみ
- しわ
- まつ毛の老化
- 目が小さく見える
目の疲れを取るには?

それでは、目の疲れを取るにはどうしたらよいのでしょうか?
そうです、リラックスしている時に働く副交感神経を優位にすれば良いんです。
睡眠や食生活を規則正しくとる、入浴中にリラックスするなど、色々なリラックス方法があります。
中でも、目元をじっくりと温める事は色々なメリットがあります。
血行を良くするだけじゃなく、目の筋肉の疲労物質を取り除いて、筋肉を柔らかくします。
眼精疲労をとるため、パソコンやスマホを見る時は、時々遠くのところをボーッとぼんやり見るなどすることも大切ですし、眼輪筋エクササイズをすることも効果的です。
次に、目の疲れを取るためのアイテムを紹介したいと思います。
目の疲れを取るためのアイテム

目薬
一時的にでも、目の疲れを取ることができるアイテムです。
乾きからくる目の疲れには、シアノコバラミン、メチル硫酸ネオスチグミンといった成分。
角膜に潤いを与えて、修復保護するのはコンドロイチン硫酸エステルナトリウム。末梢神経の修復が期待できるのは、ビタミンB12。
こういった成分が配合された目薬を選ぶと良いでしょう。
できれば、防腐剤無添加の目薬が望ましいです。防腐剤で目の角膜が傷つく可能性があるからです。
ホットアイマスク
今は、色々な種類のホットアイマスクがあります。会社で使うのなら、お化粧もしているし、使い捨てのホットアイマスク。自宅であれば繰り返し使える種類のホットアイマスクが便利です。
マツエク用に、ドーナツ型の穴あきタイプもありますし、ゴーグル型のようにマツエクがアイマスクに当たらないように空洞になっていあるマスクもあります。
アイマスクを入れるカバー付き、香り付きでリラックス効果があるものまで種類が沢山あるので、それぞれ好みで選んでも良いですね。
目元エステ
色々なメーカーが目元専用の目元エステ美顔器(美容家電)を出しています。
特徴も様々で、スチームをあてて血行促進していくものや指圧をしてくれるもの、アロマの香りで癒してくれたりするもの、癒しの音楽が流れてくる美顔器もあります。
マツエクでも使える美顔器もありますよ。

目に良いといわれるサプリを摂る
目に良いと言われているのは、ご存知の通り、ブルーベリーに含まれるアントシアニン、ほうれん草などの緑黄色野菜に含まれるルテイン、青魚に含まれるDHA 、EPAといった成分です。
アントシアニンは、抗酸化作用、視神経の伝達物質ロドプシンの合成を助ける、疲労回復といった作用があるので、目の疲れによるかすみ、ぼやけに良いといわれています。
ルテインやゼアキサンチンは、カロチノイドの一種です。ブロッコリーやホウレン草、ケールなどに含まれています。目の加齢斑変性症の予防に効果があるという米国の調査が行われました。

ブルーライトカットのフィルムやメガネを使う
これは、目の疲れを予防するためのアイテムです。
ブルーライトを一番使う家電製品は、スマホと携帯ゲームです。その次にパソコンです。
これらのパソコンやスマホから発せられるブルーライトは、人の目で見える光の中で、もっとも波長が短く強いエネルギーを持っています。目の奥の網膜まで達するほど。

さいごに
目の疲れを放っておくと、目だけじゃなくて体全体へ影響してきてしまいます。
できるだけ早めに目の疲れを取るようにして、疲れをためないようにする事も大事ですね。
ですが、本当に眼精疲労がひどい場合は、目を温める事で、悪化する場合もあるので眼科に行ってくださいね。