目元のたるみが目立ってくると、一気に老け感アップでどんより…。
「10年前なんて、たるみで悩むなんて思ってもみなかった。」と思った事はありませんか?
30代半ばから目立ってくるのが、目元のたるみ。
しかも、そのままにしておくと、40代でゴルゴラインに。
いわゆる、目の下に漢字の「八」の字の形のようにあらわれてくるシワのことですね。
ネットで調べてみたけど、たるみを取るために美容外科に行くには、料金がさすがに高すぎ…。
そこで、この記事では、忙しくても、私のようなズボラでも、なるべく超簡単なケア方法を紹介します。
《この記事で分かること》
- 目元のたるみの原因
- 目元がたるみやすい人
- 超簡単エクササイズ3つ
アイプチでまぶたのたるみに悩まない!2つの対策で目元パッチリ
目元のたるみの原因
直接的な目元のたるみの原因は、筋肉の衰えと皮膚のたるみ。
しかし、その筋肉の衰えと皮膚のたるみに至る原因は、こういった背景があるんです。
- 加齢
- 紫外線
- 生活習慣
- 遺伝的要素
- 間違ったクレンジング
たるみの原因1.筋肉の衰え
眼球を支えている筋肉が衰えると、眼球の下にある眼窩(がんか)脂肪という脂肪が、眼球の重さで前に突き出てしまい、たるみとなってしまうんです。
ここで、目の下の皮膚が、うるおい不足だったり、筋肉も弾力が足りなかったりすると、余計にたるみやすくなるというわけです。
筋肉の衰えになりやすい人は?
では、目の周りの筋肉が衰えやすい人とはどのような人なのでしょうか?
目の大きい人
目が大きいと、目を支えるための眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が発達する必要があります。
眼輪筋というのは、目をぐるっと囲むようにあるドーナツ状の筋肉です。
ですが、歳を重ねるとともに、この眼輪筋も衰えてきます。
さらに、眼球の重さによって、眼球下の眼窩脂肪が前に突き出てしまいやすくなってしまういます。
その結果、目元のたるみが目立ちやすくなってきます。
涙袋がある人
若い時は、涙袋は愛嬌があって可愛らしいのですよね。
ですが、次第に歳を重ねると、たるみへと変化していく傾向にあります。
40代になると、年々たるみがひどくなってきます。
美容外科で行っている涙袋形成は「ヒアルロン酸注入」によるものです。
涙袋は、実は、眼輪筋の一部なんです。
加齢とともに、眼輪筋という筋肉が衰えていく為、たるみが目立つようになってきます。
よく混同しやすいのが、「涙袋」と「目袋」。
- 目袋は、眼窩脂肪です。
- 涙袋は、眼輪筋の一部。
若い時に涙袋があった人が、歳を重ねると、眼輪筋が衰え眼窩脂肪が前に突き出てきて、目袋が目立つようになります。
スマホや読書の姿勢が悪い人
ついつい、スマホやPC、読書をする時に、斜め下を向いていませんか?
特に電車の中では、多くの人が下を向いてスマホを操作しています。
そうすると、筋肉を使わない楽な姿勢になる、無表情になることで、筋肉を使わなくなり、余計にたるみが進んでしまいます。
また、まばたきをする回数が減るのも筋肉を衰えさせる原因の1つなんです。
スマホ画面を見る時は、目の高さを下ではなく、なるべく前を向いた状態で見ると良いですよ。
つまり、スマホを地面に対して直角になるように持って、まるで手鏡を目の前に持ってくるようにスマホを見るようにするんです。
目元のたるみだけではなく、顔全体のたるみにも良いんですよ。
たるみの原因2. 皮膚のたるみ
40代ともなると、歳を重ねるととともに、お肌のハリに自信を持てなくなる人が多くなります。
お肌のハリを保っているのは、お肌の奥にある真皮内の線維芽細胞、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン。
紫外線・加齢によって、コラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチンの量が減少してきます。
また、コラーゲン、ヒアルロン酸、、エラスチンの生産工場となるのが線維芽細胞。
ですが、この線維芽細胞も加齢とともに数、働きともに減少低下してきます。
目元の皮膚が薄い、皮脂量が少ない女性も、たるみ、しわにつながりやすくなってきます。
皮膚をたるませてしまう原因
それでは、皮膚がたるむ原因を説明しましょう。
紫外線
紫外線には紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)という異なる波長があります。
波長が長いのが、紫外線A波(UVA)で、たとえ、室内にいても、カーテンやガラスを突き抜けて、肌の奥の真皮まで到達します。
ということは、コラーゲンなどを作る線維芽細胞にまでもダメージを与えてしまうんです。
そのため、皮膚のたるみ、ハリ不足となって、目元のたるみになりやすいんです。
紫外線は、しわ、シミだけでなく、たるみにも影響してくるんですよ!。
《対策法》
- 夏は日焼け止めクリームと帽子、日傘、サングラスを使う
- 冬でも日焼け止めクリームとつばのある帽子
2アイテム使いをすると、より効果的です。
クレンジング
マツエク、マスカラ、アイライナーと目元を可愛く大きく見せたくなってしまいます。
だけど、その分、化粧品もクレンジングで落ちにくいものが多くなりました。
その結果、お肌に負担となるような合成界面活性剤の多く入ったクレンジング剤が多くなりました。
私たちも、落ちにくいメイクを落とそうと、ついつい、まつげやまぶた、目の下と皮膚を引っ張ったり、こすったりとしてしまいます。
すすぐ時も、きちんとメイクもクレンジングも洗い流そうと思って、ついつい目元のお肌に負担をかけてしまっているかもしれません。
結果的に良かれと思ってしている事が、目元のたるみやしわを引き起こしているかもしれないんです。
いつもフルメイクをしている方は、たるみのリスクが高まります。
クレンジング選びやクレンジング方法に気を付けて、お肌にやさしく触れるようにしてくださいね。
また、次のようにすることで、お肌をいたわってあげてくださいね。
《対策法》
帰宅後、なるべく早くクレンジングをする、
お肌の休息日を作ってナチュラルメイクにする
目元のたるみを解消!眼輪筋全体を鍛える超簡単エクササイズ
眼輪筋は、目の周りをぐるっと取り囲むようにしてある筋肉です。
そして、まばたきをする時に動かす筋肉です。
注意点として、眼球を覆うまぶた自体は触らない方が安心です。
目自体は、まぶたで覆われているだけのデリケートなパーツだし、目元の皮膚も薄いので強くマッサージしないように気を付けましょう。
眼輪筋全体を鍛えるエクササイズ
- 目をゆっくりギュッと閉じます。
- ギュッと閉じたまま5秒キープ
- 少しずつ目の力を抜く
- 眉を上げ、目をパッと見開く
- 5秒間キープしてから元に戻す
おでこにしわが寄らないように気を付けて、目だけを動かしましょう。
この先生は、ノリとテンポが良いので見ながら一緒にエクササイズ出来ます。かなりおすすめです!。
上まぶたを鍛える眼輪筋エクササイズ
眉頭の下あたりから、目のくぼみに沿って、外側にむかって親指でツボ押しします。
少し、痛気持ちいいぐらいの強さです。(6回1セット/1日)
- 目の上には眉頭のすぐ下の攅竹(さんちく)
- 眉毛の真ん中下に魚腰(ぎょよう)
- 眉毛の外側には糸竹空(しちくくう)
というたるみに効くといわれるツボがありますよ!。
下まぶたを鍛える眼輪筋エクササイズ
- 口を「お」の形にして鼻の下を伸ばします。
- 鼻の下を伸ばした状態で、目線は上にしたまま、目の下を伸ばします。
- 下まぶたを上に持っていくような感覚で、目を細め5秒間キープ。
このうちどれか1つでも、鏡を見た時、お風呂上がり、リラックスしている時に、エクササイズするだけでも気持ち良いです。
日ごろ使っていない筋肉を感じる事が出来ます。
また、目元が疲れている時は、肩や背中の筋肉の血行も悪くなっている事が多いです。
肩を回したり背中を反らしたりして血行を良くしてあげてください。
目元のたるみを解消する超簡単エクササイズ・さいごに
40代ママ目元のたるみを解消する超簡単な3つのエクササイズを紹介しました。
3つ全部エクササイズをしても3分かかりません。
1つのエクササイズだけなら、たった30秒位で終わってしまうかも。
時間を決めてルーティンにすると忘れにくいです。
私は、お風呂上りのスキンケアが終わった後に、目元と口元のエクササイズをしています。
そして、ドライヤーをかけた後に頭皮マッサージをしています。
こうして、ついでに「ながらエクササイズ・マッサージ」をしていますよ。
普段の生活の中でちょっとだけ、たるみなど悩みのあるパーツを意識することが大事です。
出来る範囲でエクササイズをするだけでも将来がぐっと変わってきますよ。
若返りには筋トレが有効 ・筋肉ジュエリーを身に着けよう