夏なのにお肌が乾燥した経験ありませんか?
夏で3歳から5歳老けると巷ではいわれています。
冬だけじゃなく夏も乾燥に気を付けないといけません。
冬はきちんと保湿して乾燥対策をしていても、夏は汗や皮脂でお肌が潤っていると思って、意外と保湿対策をしていない場合が多いんですよ。
顔の中でも特に、皮膚が薄くてしわになりやすいのが目元です。
40代ともなると、お肌のバリア機能をつかさどるセラミド、皮脂の分泌量などが減ってきます。
若々しさをできるだけキープするためにも、このデリケートな目元ケアをまず考えてあげましょう。
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夏に肌が乾燥してしまう原因
高温多湿の日本の夏ですが、気温と湿度の上昇に伴って、皮脂量も増加します。
なので、お肌の表面上うるおっているように感じるけど、実は、お肌の内部はカラッカラに乾燥した「インナードライ」になっている場合があるんですよ。
- エアコン
- 紫外線
- 間違ったお肌のお手入れ
エアコン
夏のエアコンは、快適だというメリットがありますが、一方で空気を乾燥させてしまいます。
今や、自宅、バス、車、電車、会社、お店など至る所でエアコンが効いています。
寝ている間もつけっ放しという場合もありますよね。
そうすると、当然お肌が乾燥してしまいます。
乾燥すると、お肌の角質層にある水分が外へ逃げていき、肌内部の水分が十分に維持できなくなります。
しかも、お肌が乾燥するだけじゃなく、体が冷えてしまいます。
体が冷えると、血行不良となり新陳代謝が悪くなります。
そうなると、お肌に必要な酸素や栄養が行き渡らなくなり、しわ、シミ、くすみ、たるみを引き起こしてしまいます。
東洋医学では、お肌の乾燥は、体の冷えによるバランスが崩れておきる症状のひとつと考えられています。
紫外線
その答えは、紫外線によって、お肌のバリア機能が低下するためです。
紫外線A波(UVA)
紫外線A波は、お肌の奥深くにある真皮層にまで達します。お肌のハリツヤに欠かせないコラーゲンを作り出す線維芽細胞にダメージを与えるため、お肌のしわ・シミ・たるみの原因になります。
紫外線B波(UVB)
紫外線B波は、A波と違って、お肌の表面、表皮にダメージを与えるので、肌表面のバリア機能が弱まってしまうんです。
地表に届く紫外線のうち約5%ながら、日焼けを起こしたり、メラニン色素が沈着してしまう原因を作り出します。
健やかな肌は、バリア機能が働いて、外部の刺激(花粉や大気汚染物質など)からお肌を守ってくれます。
また、肌内部の水分が蓄えられ、乾燥からお肌を守ってくれています。
表皮の角質層はわずか0.02mmほどの薄さなので、いともたやすく傷つきやすいんです。
間違ったお肌のお手入れ
夏は汗をかきやすいため、ついついウォータープルーフのマスカラ・アイライナー、日焼け止めといったアイテムを使います。
また、イベントも多く、外出する機会も増えます。化粧直しをすると、余計にお肌に負担をかけてしまいます。
こういったメイクは、油性のため、なかなかメイクが落ちません。
そのため、ついついクレンジングも洗浄力の強いものを選びがち。
そして、クレンジングをする時に、ついつい顔をこすってしまったり摩擦をお肌に加えてしまっています。
一日に何度も洗顔をしたり、汗を拭く時に顔をこすってしまったりすると、知らぬ間に乾燥肌の原因を作ってしまいます。
逆に、夏は肌表面が汗や皮脂で潤っているように感じるために、十分な保湿ケアをしていない場合も乾燥肌の原因になります。
肌内部の水分が逃げやすくなってしまうためです。
目元は、他のパーツと違って、特に皮膚も薄く皮脂の分泌量も少ないので、乾燥した場合、特に影響を受けやすいです。
その結果、目の下や目尻といった目元がしわしわ状態になりやすくなります。
そうなると、見た目年齢も上がるし、老け顔の原因にもなってしまいます。
それでは、この目元ケアをするためには何を重点的に行えばよいのでしょうか?
保湿も重要ですが、まずは、メイクを落とすためのクレンジングが重要になってきます。
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夏に選ぶクレンジングとは?
夏といえば、やっぱり日焼け止めをしっかり塗る方が多いでしょう。
夏休みともなれば外出する事も増え、冬に比べてSPF50などSPF数値の高い日焼け止めを使ってしまいます。
また、メイクも汗で落ちないようにウォータープルーフのマスカラ・アイライナーを使ったり、重ね塗りをする場合も多いです。
本当であれば、お湯で落ちるタイプのアイメイクなら目元の負担が少ないです。
ですが、そうでない場合は、使っているメイクによって、クレンジングを変えていきましょう。
- 夏でも、ナチュラルメイクなら、クレンジングミルクやクレンジングクリーム、クレンジングジェルでも。
夏には、クレンジングジェルのひんやりとした感触が気持ち良いという声もあります。 - 夏にしっかり濃いメイクをするなら、クレンジングオイルやクレンジングバームタイプを使うのもアリ。
- 目元メイクだけ別にアイメイクアップリムーバーを使って、残りのパーツはナチュラルメイク用のクレンジングを使うという方法もあります。
一般的には、クレンジングオイルは洗浄力が高すぎるといわれています。
ですが、今や、ひとくくりに全てのクレンジングオイルが洗浄力が強すぎるというわけでもありません。
それぞれ多機能化しているので一概にはいえないところがあります。
ですが、なんといっても、夏の乾燥対策に、肌のバリア機能を低下させないような角質層を育てる必要があります。
なので、目元ケアとしてクレンジング選びだけでなく、クレンジング方法にも気を付けることが重要です。
目元ケアで気を付けるべきクレンジング方法とは
目もとケアで気を付けたいクレンジング方法をお伝えします。
- クレンジング剤を直接肌にのせない
- クレンジングを使う時に力を入れてこすらない
- きちんとクレンジング剤を洗い流す
- 熱すぎるお湯を使わない
- ゴワゴワしたタオルで拭かない
こういった点に気を付ける必要があります。
クレンジングはまず、手の平で伸ばしてお肌にのせることで、ムラがなく均一にクレンジングを広げることが出来ます。
また、クレンジングジェルなど、手の平でクレンジング剤を伸ばすことで、固いテクスチャーを柔らかくし伸びを良くすることが出来ます。
熱すぎるお湯を使ってしまうと、お肌の角質層はとっても薄くてデリケートなのでダメージを受けてしまいます。
そうすると、お肌を守ってくれているバリア機能が低下して、余計に乾燥肌になってしまうので、ぬるま湯を使いましょう。
大体32℃あたりで、ちょっとぬるいかなという感じを目安にしましょう。
お肌にとって必要不可欠な成分を取り過ぎてしまわないクレンジング選びとクレンジング方法が重要ですね。
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