クレンジングって目元に優しいと嬉しいですよね。
目元の皮膚は薄いので、間違ったクレンジング方法をしてしまうと乾燥して、しわの原因になります。
しかも、秋冬シーズンは、肌枯れしないように特に注意しないといけない季節。
毎年冬になると鏡を見て、「去年と比べて目元のしわがまた増えた・・・。」とならないようにしたいものです。
日焼け止めクリーム(下地クリーム)、ファンデーション、アイシャドー、マスカラ、アイライナー、マツエク等…
こんな沢山のメイクが盛ってある全身のパーツってあります?
ないですよね?スゴイ目元!。
それだけに、目元を大切にしてあげたいですね。
秋冬のクレンジングで乾燥肌を見直そう!老ける悪循環を断ち切る
目元に優しいクレンジングが必要な40代
30代40代ともなると、段々お肌のハリが失われて乾燥肌に傾いてきてしまいます。
40才を過ぎるとお肌が乾燥肌に傾く理由
個人差がありますが、女性は40才を過ぎると、多くの女性が乾燥肌であるといわれています。
その理由は、加齢によって、肌内部の保湿成分が減少してくるから。
- 肌奥の真皮内のコラーゲン、ヒアルロン酸、エラスチン
- 真皮が支えている表皮の角層にある細胞間脂質(セラミド等)、天然保湿因子(NMF)
角層は、サランラップ程の薄さ(0.02mm)。
その役割は、肌内部の水分が蒸発しないように水分を保持する働きと、外部からのホコリ、菌などが体内に入るのを防ぐ働きがあります。
こういったお肌のハリやツヤが次第になくなっていく原因には、女性ホルモンの減少が関わっています。
女性ホルモンの「プロゲステロン」は、思春期に皮脂腺を沢山分泌します。
ですが、加齢に伴って「プロゲステロン」が次第に減少してきます。
その結果、皮脂腺の働きが弱くなり、加齢とともにカサつきがちに。
そして、女性ホルモンの「エストロゲン」は、お肌のうるおいを守る働きをします。
それだけではなく、お肌のハリやツヤといった弾力性をつかさどるコラーゲンを増やす働きもあるんですが、
「エストロゲン」が減少することで、たるみやしわにつながってくるんです。
だからこそ、皮脂腺の少ない目元と唇は特に気を付けたいパーツなんです。
その他の乾燥肌になる原因とは
環境 |
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生活習慣 |
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間違ったスキンケアや入浴 |
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加齢 |
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紫外線がシミの原因である事は知られています。
ですが、紫外線が、お肌の乾燥を招いてしわの原因にもなるという事は意外と知られていません。
紫外線を浴びると、お肌の一番外側にある表皮の角質層はダメージを受けて、外部からの刺激に弱くなりバリア機能が低下してしまうんです。
目の疲れ、ストレスや睡眠不足も筋肉のコリ・血行不良を引き起こします。
そうすると血液によって運ばれる酸素や栄養が肌細胞に行き渡らなくなり、お肌のターンオーバー(新陳代謝)を遅らせてしまいます。
栄養について、特に皮膚や粘膜を健やかに保つビタミンB群は、お肌のターンオーバーを正常にする働きがあるので、できるだけ摂りたい栄養素です。
- 卵、乳製品、大豆製品、緑黄色野菜、レバー、魚介類に多く含まれています。
特にビタミンB2は「美容のビタミン」ともいわれています。
脂肪の代謝や細胞の再生を助けて、皮膚や粘膜を健やかに守る働きがあります。
ビタミンB2は、レバー、うなぎ、納豆、卵などに多く含まれています。
冬の長風呂はリラックス効果もあり、血行促進、毛穴を開かせたりといいこと尽くめのように感じてしまいますよね?
だけど、40度以上のお風呂に長湯してしまうと、角質層の肌のうるおいを守る天然保湿因子(NMF)が体内に溶けだしてしまうため、お肌が乾燥しやすくなるんです。
お肌の外側の角質層を傷つけてバリア機能が低下してしまうからです。
温泉やスーパー銭湯に行く時も注意してくださいね。
間違ったクレンジング方法
こんなクレンジングしてませんか?
- 間違ったクレンジングを使っている
- クレンジングでお肌を1分以上マッサージしてこすりすぎている
- クレンジングシートをよく使う
- 熱すぎるお湯で洗い流す
- タオルで顔をこすってしまっている
いずれも、摩擦による肌のこすりすぎ、熱すぎる温度によって、角質層がダメージを受けてしまうんです。
そのため、お肌の表皮の角質層がバリア機能低下し無防備な状態になり、顔が乾燥地帯となってしまいます。
間違ったクレンジングを使っているのであれば、「正しいクレンジングはどの種類?」というと、
クレンジングはメイクや肌質によって変えれば良いんです。
目元に優しいクレンジングは複数使いがGood!
いつもは、ナチュラルメイクでクレンジングジェルを使っているけれど、ウォータープルーフのマスカラを使っている日は、アイメイクリムーバーとクレンジングの併用をする複数使いの方法が便利です。
肌質×メイクの濃さで考える
- 乾燥肌×ナチュラルメイク=クレンジングミルク、クレンジングクリーム、クレンジングジェル
- 乾燥肌×しっかりメイク=クレンジングオイル、クレンジングリキッド、クレンジングバーム
ナチュラルメイクとしっかりメイクの時用にクレンジングを2本使うか、
もしくは、いつも使っているクレンジングにアイメイクリムーバーも併せて使うという方法もアリです。
マツエクユーザーなら、アイメイクリムーバーを併せて使っても良いし、マツエクOKと書いてあるクレンジングを使ってもOKです。
ナチュラルメイクであれば、界面活性剤弱めのクレンジングミルクやクリームタイプでも大丈夫。
それぞれのクレンジングの種類だけでなく各商品によっても、洗浄力など特徴が違うので、断定はできませんが、一般的にそういった傾向にあります。
また、アイメイクリムーバーには、目元に優しいように作られているため、メイク落ちがスルッと短時間で済むのが特徴です。
つまり、保湿成分が含まれているものの、界面活性剤が使われているんです。
だから、目元のお肌に負担がかからないようにすぐメイクが落ちるように作られているんです。
だけど、いつも使っているクレンジングでもスルッと楽にマスカラやアイライナー、アイシャドー、リップグロスなど油分の強いメイクが落ちるのであれば、アイメイクリムーバーを使わなくても大丈夫です。
コットンで拭き取るタイプのアイメイクリムーバーを使うなら、コットンにたっぷりとアイメイクリムーバーを使って、肌をこする回数をなるべく減らすようにしましょう。
目のキワなどは綿棒なども使ってくださいね。
乾燥肌にとって、お肌の負担はなるべく軽くしたいので、W洗顔不要でクレンジングを終わらせたいですね。
ですが、W洗顔が必要か不要かは、季節によっても変わります。
それぞれお肌の状況を見て臨機応変に変えていきましょう。
目元に優しいクレンジングを使うだけではなく、クレンジングすら要らない、目元に優しいメイクをするという逆パターンもあります。
- ミネラルファンデーションなどのミネラルコスメ
- 濃い色のリップよりナチュラルカラーのリップ
- お湯で落ちるウォータープルーフのマスカラやアイライナー
こういったメイクを使う事で、クレンジングをする時のお肌への負担を減らすことが出来ます。
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最後に保湿はしっかりと
今は、乾燥が引き金で、肌が敏感になった状態の乾燥性敏感肌である女性が増えてきてます。
乾燥肌だけじゃなく、乾燥による刺激が原因になるということなんです。
肌のバリア機能が低下して、刺激やアレルゲンで肌トラブルを起こしやすい肌になってしまうんです。
乾燥肌、乾燥性敏感肌のどちらの場合でも、目元に優しいクレンジングが終わったら、お肌の水分が蒸発しないうちに、早く保湿ケアをしましょう。
セラミドやヒアルロン酸などの成分が入ったスキンケアアイテムがおすすめですよ。
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40代乾燥性敏感肌はクレンジングでバリア機能維持としわ予防するべし