クレンジングで肌荒れしないようにするためには、クレンジング剤、クレンジング方法、生活習慣を見直す必要があります。
特に、敏感肌・乾燥肌・ニキビ肌の方は、クレンジングが合わず肌荒れして苦労することも多いですよね。
目をこすって、まぶたや目尻が赤くなったり、クレンジングで肌がヒリヒリしたり後悔しても、残念ながら後の祭り。。。
「やってしまったーっ。治りが遅くなるとどうなる?しわになる?」という心配・後悔をしたくありませんよね?
今現在のやり方を見直す、引き算の方法で考えた方が、肌荒れを治す近道だったりするんですよね。
ここでは、肌荒れしてしまった体験談を交えて肌荒れしない方法を紹介します。
40代乾燥性敏感肌はクレンジングでバリア機能維持としわ予防するべし
クレンジングによる肌荒れ症状
クレンジングでこんな失敗をしてしまった経験ありませんか?
クレンジングシートでヒリヒリ感が出た
だって、低刺激って書いてあるし、ヒアルロン酸配合とかうたい文句も肌に優しそうだよ・・・。
・・・結果・・・
クレンジングをする時に次のような事をしていませんか?
- メイクを落とすために力を入れすぎてしまった
- クレンジングを肌にいつもより長い時間のせてから洗い流した
- ぬるま湯以上の温かい(熱めの)お湯で洗い流してしまった
- タオルでこすってしまった
クレンジングをする時に、こういった事にならないように気を付ける必要があります。
目の周りが赤く腫れている時のクレンジング方法
・・・結果・・・
もちろん、アイメイクが肌荒れの原因になっている場合もあります。
ですが、洗浄力の高いクレンジングを使ったり、ゴシゴシこすったり、刺激を与えすぎると赤く腫れてしまいます。
腫れたのを化粧で隠そうとすると、さらに悪循環のスパイラルにハマってしまうんですよね。
大人ニキビが出来た時のクレンジング選び
・・・結果・・・
何もクレンジングは洗浄力の高いクレンジングが理由で肌荒れするわけではありません。
逆に、洗浄力の弱いクレンジングでも大人ニキビの原因になってしまいます。
栄養・睡眠といった生活習慣の理由もあります。
ですが、脂性肌の方も、そうでない方も、その時の肌の調子に合っていないクレンジングを使うと、ポツポツニキビがおでこやあご、頬に出来てしまいます。
クレンジングで肌荒れする3大原因とは
クレンジングで肌荒れする3大原因をお伝えします。
- クレンジングの洗浄力が強すぎる・弱すぎるから
- クレンジングの成分が刺激となっているから
- クレンジングをする時に摩擦を与えてしまっているから
クレンジングがその時の肌の調子に合っていない
クレンジングは、その時のお肌の調子、メイクの濃さによっても使い分ける必要があるんです。
だから、睡眠不足や栄養バランスがとれてない生活をしていると、当然お肌の調子も思わしくありません。
さらに、季節の変わり目、空気の乾燥、花粉やホコリといった環境もお肌に悪影響を及ぼしています。
肌が弱っている時に、クレンジングシートを使ったり、洗浄力の高いクレンジングを使うと、敏感肌や乾燥肌の方の場合、すぐに顔に赤みが出たりする場合もあります。
さらに、肌の状態もその時々によって変わるので、季節の変わり目に肌質が変わる方も多いんですよ。
肌の表面にある表皮の角質層に天然のクリームと呼ばれる「皮脂膜」があります。
クレンジングシートや洗浄力の高いクレンジングを使うと、界面活性剤で皮脂膜が奪われてしまいます。
その結果、肌内部のうるおいが逃げてしまい、外からの刺激にも弱いお肌となってしまいます。
もちろん、逆に、洗浄力が弱いクレンジングを使って、メイクが落ち切っていないとトラブルになってしまいます。
皮脂やメイクの油分が酸化して毛穴に詰まり、ニキビや炎症といった肌荒れを引き起こしてしまいます。
クレンジングの成分が肌荒れの原因かも?
特に敏感肌・乾燥肌の方の場合、クレンジングに含まれる成分がお肌の刺激になる場合があります。
- 石油系界面活性剤
- 鉱物油(ミネラルオイル)
- 合成香料
- 合成着色料
- シリコン(ジメチコン)
- アルコール(エタノール)
今時、お肌のバリア機能を壊してしまう石油系の界面活性剤が含まれたクレンジングを見る事はまれですね。
香料や着色料も肌質によっては刺激を与えてしまう場合もあります。
エタノールは防腐剤として使われていますが、フェノキシエタノールとは違います。
パラベンにとって代わって刺激の少ないフェノキシエタノールが抗菌性・防腐剤として配合されているんです。
拭き取りクレンジングシートに含まれるアルコール(エタノール)は、揮発性があって乾燥しやすくなるので、乾燥肌の方は、避けた方が良い成分ですね。
よくあるドクターズコスメブランドのクレンジングであれば、無添加処方の成分があったりと比較的安心です。
肌荒れしないためのクレンジング方法
肌荒れしないために、次のような点をクレンジングする時に気を付けてくださいね。
- クレンジング量は守られた量を使う
- クレンジングをまず、手で伸ばしてから使う
- クレンジングを肌にのせる時間は、メイクの濃さによっても違う
- クレンジングで力を入れて肌をこすらない
- クレンジングをする時の順番は、皮膚の薄い目元口元は最後・薬指を使ってマッサージ
- 少し冷たいかなという程度のぬるま湯で洗い流す
- 柔らかいタオルでやさしくおさえるように水気を拭き取る
もし、ナチュラルメイク用のクレンジングを使っているなら、アイメイクをしている場合、目元専用のアイメイクアップリムーバーを使って、まずメイクを落とす必要があります。
クレンジング量は自己流に量を減らすと、肌にのせた時、「こする」という摩擦を引き起こしてしまいます。
量は、説明書通りの量を守りましょう。
クレンジング剤を、まず、手の平で伸ばすことで、肌にのせる時、均一にむらなく摩擦を減らすことが出来ます。
そして、メイクとのなじみが良くなり落ちやすくなるメリットがあります。
一般的に、洗浄力の弱いクレンジングミルクやクリームだと、肌にのせる時間もオイルタイプと違って多少長くなってきます。
また、濃いメイクをして油分の多いクリームファンデーションを使った場合と、油分の少ないパウダーファンデーションを使った場合を比較しても、クレンジングとメイクがなじむ時間って変わってくるんです。
クレンジングでは力を入れたつもりがないのに力んでしまっている場合もあります。
頬は手の平・目元口元は力の入りにくい薬指を使ってクレンジングをすると、摩擦や刺激を減らすことにつながりますよ。
クレンジングで肌荒れしない原因と対策 さいごに
クレンジングで肌荒れしないための原因と対策を紹介しました。
クレンジングを甘く見て失敗すると、治るのに時間がかかって本当に後悔してしまいます。
そうならないように、常日頃から鏡を見たり、クレンジングをした後に自分の肌状態をチェックしてみて現状を把握しておくことも大事です。
もし、肌荒れしてしまったら、早めに皮膚科を受診して早く治してくださいね。
ゆらぎ肌診断で季節の変わり目に起きやすい40代老け顔を事前に回避しよう